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『バットマン ザ・フューチャー』を観るよ#2(5話~8話)

バットマンアニメ
©1999 Warner Bros. All Rights Reserved

1999年から2001年まで放送された、2代目バットマンの活躍を描いたアニメシリーズ『バットマン ザ・フューチャー』

2039年のゴッサムを舞台に、ハイテクスーツと武器を駆使してゴッサムの平和を守るバットマンが主人公です。

設定上はいわゆるアニメイテッドシリーズの続編となっているのでバットマン好きには堪らない作品です。

今回はそんな『バットマン ザ・フューチャー』の感想を書いていくシリーズ第2弾!

各話にざっくりと評価していきます。以下の通り4段階評価です。

☆:普通、可もなく不可もなく。
★:面白い。
★★:神回!
★★★:殿堂入り!

前回#1はこちら(↓)

次回#3はこちら(↓)

感想

wikiと話の順番が異なっていますが、多分wikiが間違っています。🙄

第1話時点のレギュラー登場人物

シーズン2で更新予定の主な登場人物です。参考までに。

テリー・マクギニス:本作の主人公。血気盛んな高校生。
ブルース・ウェイン:20年前に引退したバットマン。
メアリー・マクギニス:テリーの母。夫のウォーレンとは離婚している。
ウォーレン・マクギニス:テリーの父。大企業ウェイン・パワーズ社で働いている。
マット・マクギニス:歳の離れたテリーの弟。
デイナ・タン:テリーの恋人。
ネルソン・ナッシュ:テリーの同級生。嫌な奴。
デレク・パワーズ:ウェイン・パワーズ社の社長。
ジョーカーズ:ピエロの格好をしたチンピラ集団。

第5話 MELTDOWN

★★★:殿堂入り!

あらすじ

普通の姿を長時間維持できないことに不満を募らせるパワーズ。
彼の研究チームにいる新顔レイクは新しい体を作ることを提案する。
試作段階の治療であるため、彼女はDNAが傷ついた人物を使い実験することを要求したのだった。

登場キャラ
・Mr.フリーズNEW
・レイク博士NEW

めちゃくちゃ面白い!めちゃくちゃ面白い!!!(大事なことは2回言います。)

Mr.フリーズの復活は贖罪の始まりか?ヴィランの再来か?
意見の食い違うテリーとブルース!
新たなヴィランの登場?!

とまぁ盛り沢山な内容で、これは問答無用で殿堂入り!


頭だけで不死と死を語るMr.フリーズがシュールすぎて笑っちゃう。

ただMr.フリーズはスーツ着るとめちゃくちゃカッコよくて、締まるな。

©1999 Warner Bros. All Rights Reserved

人生や大切な人々を奪われた人や宿敵のブルースには今の彼がMr.フリーズに見えて、それ以外の人には普通の人もしくは過去を償おうとする男ビクターとして見えているんでしょうね。

今まで通り氷の力で悪逆非道の限りを尽くすのかと思いきや、テリーを助けながらも自ら死を選んだ姿はどう受け止めるべきかな~。

「人は変われるのか」という難しい疑問を投げかけた回になりましたね

KUMA
KUMA

僕も人間の根本は変わらないと思う派だけど、さすがに今回のMr.フリーズには同情した。


ブライト(パワーズ)めちゃくちゃ強いやないか・・・

待ってました!と心の中で叫んだね~~。

能力は発光とむき出しの放射能?あとは熱?手から出してたのはなんや?

シーズン1のラスボスとして期待したいね。


学校までテリー迎えに来るブルースなんかかわいげあるな。それだけ緊急事態ってことか。

ブルースの中でフリーズの評価が一貫しているし、実際に的を射てるのがまた難しいなぁ~、彼の中の正義が悪の徹底排除という印象を受ける。

対してテリーはテリーなりに正しいことをしようとしており、非情になりきれず、相手にも同情の気持ちを忘れない。

ただ、最後のやり取り「Mr.フリーズに関しては2人とも正しい認識を持っていた」っていうのは色々と考えさせられる。
正義の持つグラデーションだね

今回判明した機能と武器

・内蔵されたスコープ
・煙幕
・ボーラ
・ケーブル付きのバットラング

冒頭のバトル、ブライトとの戦い、今回も見どころ満載だったね。

それにしてもカモフラージュ機能はやはりチート級だ。

ボーラ (武器) – Wikipedia

第6話 HEROES

★:面白い。

あらすじ

強盗を捕まえようとしたテリーの前に現れたのは3人組のヒーローチーム、テリフィックトリオ。
彼らの登場にプライベートの時間が増えると好意的なテリーに対し、ブルースは彼らを警戒しているようだった。

登場キャラ
・マグマ(テリフィックトリオ)NEW
・フリオン(〃)NEW
・2-Dマン(〃)NEW
・ホッジス博士NEW
・ノーマン将軍NEW
・バーバラ・ゴードン

ファンタスティック4のパチモンみたいなやつら出てきて最初は笑ってましたけど、結構重い話でテンション下がったわぁ~~。

ではここでテリフィックトリオの哀しい運命を見ていきましょう!😃😃😃←笑顔で暗いのを相殺。

超絶危険な放射線の実験が失敗して特殊なパワーを得る!
→ヒーローとして軍とメディアのバックアップを受ける。
→テレビでは特集が組まれ、ぬいぐるみ等のグッズ販売。
→それでも”普通”に戻りたいと願うようになる。
→同僚に治療法を探すようお願いする。
→痺れを切らし研究施設からDNAサンプルを持ち帰る。
→もう元に戻れないことを知り、加えて事故が未然に防げたことも知る。
→時を同じくして母艦を引き連れた将軍に急襲される。
→マグマに嫉妬したホッジス博士が事故の可能性を隠していたことが判明。
→☠️☠️☠️(察して。)


将軍が街中であんなドンパチの激ヤバ戦闘開始するとは思わんやん。マジで頭おかしいと思う。

KUMA
KUMA

さすが2039年の軍って感じで中々にハイテクだった。防具が雑魚っぽいけど。

通気口に吸い込まれていったフリオンと2-Dマンは結構グロい描写だとは思った、コワスギ。

ホッジス博士が黒幕とまではいかないけど、本当に魔が差したって感じがしてリアルだったね。
頭脳も成功も愛する人(=フリオン)までマグマが持ってったって思っちゃったんだろうな・・・。
最後のシーンも切ない。😢

ヴィランとなったマグマの語る「ヒーローは何たるか」は名シーン!!!

「何千人が犠牲になるから実験装置を止めないと!あなたはヒーローだったろ?」に対して

No. I’m an accident. Real heroes, they make a choice. I never did.

©1999 Warner Bros. All Rights Reserved

違う。私は偶然の産物。真のヒーローは選択をする。私は決してしなかった。」って返しはなんか真理を突かれた。ほんとそれなって感じ・・・。

KUMA
KUMA

I never did. はできなかったの方が良い訳かも。


マットが激かわだった

テレビ見ながら友達と「かっけー!」って声揃えて言うのも良かったし、テリーとモール行ってるのとか「お前ら仲良いいな」って感じで微笑ましい。

何よりマットがバットマン推しって知って、柄にもなくアイスクリーム奢ろうとするテリーよ!最高!
「なに企んでるの?」って返すマットも最高!!!
🍨🍧🍦

今回判明した武器はこんな感じ

・グラップリング・ガン
・手首からバットラング射出

テリーを心配してマクギニスからテリー呼びに変わるブルースの細かい描写良いよ~もっと頂戴!

グラップリング・ガンについて。
Grapple Gun | Batman Wiki | Fandom

第7話 SHRIEK

★:面白い。

あらすじ

音を利用した技術を投資元のパワーズに紹介しに来た男シュリーブ。
パワーズから好感触は得られなかったが彼からある提案をされるのだった。
それはパワーズにとって目の上のタンコブとして目障りな人物に関することだった。

登場人物
・シュリークNEW

シュリークが技使うときのグキュウウーーーって音は不快で良いぞ!こだわりを感じる!

足音以外はサイレントのシーンはチャレンジングで結構面白かった。
まぁでもこれっきりでお願いします。

最後聴覚失うのエグイ。


ブルースの魅力がテリーを食う勢いなんだよな~~~

例によって世界一の探偵っていう異名の通り推察力は抜群だし、今なお過去に囚われてるのもまた一興。

ゴッサムへの愛から歴史的な地区の保全を提案したのかと思ったら、ゴッサムおよび過去への依存だったのが本当に面白い

2代目バットマンを描きながら、初代バットマンへの再注目、このシリーズでやっていること。

全バットマンファンが熱くなるような描写(セリフ)もある

ブ「私は自分をブルースとは呼ばない。」-テ「じゃあなんて?」
ブ「・・・・(無言の分かるだろ)」-テ「だと思ったよ、でもそれはもう僕のだ」
ブ「あいつにそれを言ってみろ。(ニヤリ)」

きゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!
良すぎ・・・。


ブルースが入院してる中で、テリーが自ら犯人に辿り着いたのは中々見直したね。やるやん!
世界一の探偵の異名を継承するかも・・・?まだまだ詰めが甘いけど。

あとはエースに「淋しかったか?」って聞くブルースに「彼だけじゃないよ」って言うテリー、微笑むブルース、もうお前ら親子じゃん!!!!!

今回の新判明はこれ

・手首から小さいレーザー

アニメイテッドシリーズのファンには堪らない回じゃないかな。

ボロボロの建物(警察署?)、ボロボロの映画館、ジョーカーの手配書。

KUMA
KUMA

評価を★★にしても良かったかな~~悩むわ。

アニメイテッドシリーズ全話観てたらまた評価変わるかな。

第8話 DEAD MAN’S HAND

★★:神回!

あらすじ

ゴッサムに現れた強盗集団ロイヤル・フラッシュ・ギャング。ブルースは彼らを知っているようだった。
一方テリーはバットマンの仕事が忙しくプライベートの時間を取れずにいた。そのことでデイナと喧嘩したのだったが、その様子を静かに見守る人物がいた。

登場キャラ
・キング(ロイヤル・フラッシュ・ギャング)NEW
・クイーン(〃)NEW
・ジャック(〃)NEW
・エース(〃)NEW
・メラニー・ウォーカー/テン(〃)NEW

テリーモテすぎてムカつくわ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!
そうだよ!嫉妬だよ!!!

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デイナを大切にしろよ!とか思ってた#1の僕の気持ちを返して!!!(笑)

振られた直後に会った奴といくらシンパシー感じたからってキスするもんなんか????これがアメリカか・・・。

メラニーいちいちしぐさがセクシーだからきっと誘ってたんだんなこいつ、やり手だ・・・。

KUMA
KUMA

どうでも良いけど、ディスコの色使い最高!これ正解じゃんね?

こういう歴史ある一族で犯罪する設定大きな声で言えないけどめっちゃ好き。
しかもトランプモチーフがめっちゃ刺さる!!!

The Aristocrats of Crime って呼んでた、犯罪貴族だって!カッコイイ!

全身タイツ!空飛ぶトランプ!キング!クイーン!ジャック!エース!10(テン)!
趣味にズッドンですわ!

お父様は家業重視で娘の気持ちは無視だけど、お母様はメラニーにとっては良い存在だね。
味方がいて良かった。

有害なサイトだと思われたくないんで中和が必要やな。

犯罪ダメ!!!!


どうでもいいけどブルースとテリーっていつも言い争いしてるな。

ブルースとは同じ道を辿りたくないテリー、バットマンとなったからにはいつ何時もバットマンを優先するべきと考えるブルース、面白い。

テリーとブルースのバットマンになった経緯の違いから生まれる意見の相違だと思う

自分が好意を持っている相手がバットマンとして倒さなければいけない相手ってのはテリーからしたら傷つくな。

セリーナ(キャットウーマン)の話して「私も同じ経験した」って話して慰めるブルース、こいつら喧嘩するほど仲が良いの典型例やな。(笑)

ただあまりにもブルースが絶対正義という描写が多いのは気になるところだけど。

今回の新武器

・デバイス型催眠ガス1
・デバイス型爆弾

空中戦がいつもより味気なく感じたんだけど、それだけ残念だったな。アングルが好みじゃなかったんかな?
躍動感がなかった。

アクションはいつも通り良かったよ!パワータイプのエースが良い味出してた。

おわりに

新ヴィランだけでなくMr.フリーズという超有名キャラが出てきたのはアツかったですね。
もちろんロイヤル・フラッシュ・ギャングもね!♠️

ブルースの存在が結構大きくてそれが非常に魅力的なので観ていて楽しいですね。

次回はシーズン1ラストとなります。

どのようなラストになるのか楽しみです。♪

最後まで読んでいただきありがとうございました。

  1. 第4話「GOLEM」に登場したものと同じ可能性が高いです。 ↩︎

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