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DCアニメ『ハーレイ・クイン』シーズン1感想

バットマンアニメ
© 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
HARLEY QUINN and all related characters and elements are ™ of © DC Comics.

DCコミックスの人気キャラハーレイ・クインを主人公にした大人気のアニメシリーズ『ハーレイ・クイン』はシーズン5が製作されるほどでかなり話題性のある作品です。

2019年にシーズン1が公開されて以来日本に上陸することはなかったのですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2025年2月末とうとうU-NEXTで配信され始めました!!!!!!!!!!!!!!!㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️

観ました??????????もう最っっっっっ高~~~~~~~に面白かったのでまだの方はすぐにでも観に行ってください!!!!!

今回はそんな『ハーレイ・クイン』シーズン1の感想を書いていきます。

各話にざっくりと評価していきます。以下の通り4段階評価です。

☆:普通、可もなく不可もなく。
★:面白い。
★★:神回!
★★★:殿堂入り!

備忘録的な内容ですが是非楽しんでいってください。

感想

第1話 死が2人を分かつまで

★:面白い。

あらすじ

ジョーカーの囮になりバットマンに捕まったハーレイ・クインはアーカム・アサイラムに収容される。
「すぐにでもジョーカーが助けに来てくれる!!!」そう思い続けて1年が経過した。
1年姿を現さないジョーカーを待ち続けるハーレイを見かねたポイズン・アイビーはジョーカーがクズ男であることを伝えようとするがハーレイは聞く耳を持たない・・・。

結構面白いぞ

観る前はキャラデザ好みじゃないかなって思ってたけど意外と可愛げがあって好きかも。

アクションも期待していなかったけど背景にカラフルな色を挿入したり、レンズの色変えてみたりとハーレイのイカレ具合とマッチしたアクションで悪くない。
ロックも合うし、張りぼての壁が倒れてくるのも最高でかなり良い演出。

とにかくハーレイがちゃんとイカレてて魅力的だわ
部下の臓物まみれになってロマンティックって思う感性がホンマに・・・。(笑)

注目すべきはノイローゼのジム・ゴードン本部長!めっちゃ笑った!!!斬新!!!
ボーっとしてたまに叫びだしたり、とにかく情緒不安定、くたびれた顔と青髭、片手に持ったコーヒーも良いアクセント。

© 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
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多くの作品で悪のカリスマ的なポジションにいるけど冷静に考えてみてジョーカーってキングオブダメンズだよなぁ。

第2話 招かれざるハーレイ

★★:神回!

あらすじ

ジョーカーがテレビ番組をジャックし「ハーレイを振った」と嘘を垂れ流した。
それに怒りを覚えたハーレイは自分の凄さを見せつけようとLOD(リージョン・オブ・ドゥーム)のパーティーに参加する。

観葉植物にしてはノリのいいフランクが今のところ好きなキャラ。

ジョーカー、ペンギン、スケアクロウ、トゥーフェイス、ベインが普通に友達みたいに接してるの最高なんですけど!?何事!?

KUMA
KUMA

いじめっ子ジョーカーにいじめられるベイン・・・。

それ以上にヴィランの代表みたいなこいつらをジョシュア君13歳の誕生日パーティーに呼ぶの危う過ぎない?まぁプレゼントとては最高か。

パーティー会場に登場した時のMV感好き。

マイナーヴィランのカイトマンにナンパされるアイビー(笑)
カイトマンの凧に乗って夜景を見下ろす時の絵が水彩画みたいな美しさでふとしたシーンでハッとさせられるな。

子どもにフレンチとは言えキスするんはアニメとこの作風を加味してギリギリかな。

コミックのキャラが現実にいたら?を真摯に描いていることが分かったお話なので★★です。

第3話 仲間はいかが?

★:面白い。

見出し

仕事をジョーカーに横取りされたハーレイは、ジョーカーには部下がいて自分には部下がいないことに気づき、それが彼に勝てない理由だと言う。
そして仲間探しを始めるのだが、それは難航を極めるのだった。

クレイフェイス、Dr.サイコ、マキシー・ゼウスと割とマイナー目のキャラばっかりでワクワクするね。

姿を自由に変えられるクレイフェイスに役者って言うキャラ設定付けた人天才!!!!面白いしカワイイ。

ヴィランにもコンプライアンスが求められる時代。でもそれって偽善じゃない?そこが痛烈だよね。

Bワードってそんなに悪い言葉なのか・・・よく son of a b*tch って言ってるところ見るけどそれは良いんか?だからモモアもレナーも叩かれてたのか。

職権乱用のセクハラゼウスにガツンとやるとこだったり、ヴィランの女性やジョーカーの女っていう”役柄”との戦いも描いててよかった。

ただこれをフェミニズム的だと言えないのは、女性蔑視の思想を持つサイコを仲間に入れているから何とも言えないかな。

第4話 宿敵が欲しい!

★:面白い。

あらすじ

ハーレイたちは順調に犯罪を行っていたが中々ニュースにならない。
それはバットマンやスーパーマンのような宿敵の不在が理由だと考えた。

ワイシャツにパーカーっていういかにもな格好したサメがIT担当(←凄腕でもない)ってもう存在がふざけてるキングシャーク最高!

僕もロビン可愛いな~~~って思ってたけど、子どもって言う属性が付与されるだけで一気に犯罪臭するのなんでや?と作中の大人たちの対応を見て思った。

傍観者になるキングシャーク、サイコ、クレイフェイス。(笑)

アイビーのアクション良かった。

宿敵なしじゃジョーカーも形無し、それはヒーローにとっても然りなんですね。
ヒーローとヴィランが持ちつ持たれつっていう関係性いじるのやめないさいな(笑)

妊娠を「経歴の邪魔だけどSNSがバズるもの」って捉えてるハーレイコワイ。

ヴィランもコンプラの時代ですから、ロビンを殺しを止めてくれる人が周りにいて良かったね。
そんだけハーレイってヤバいな。ロビンやるのに躊躇ないもん。

今回のハイライトはハーレイのたくらみ顔。

第5話 ハーレイ・クインとは?

★:面白い。

あらすじ

アジト探しが難航し、ストレスが頂点に達したハーレイはそのままフリーズしてしまう。
ハーレイを起こすためDr.サイコの能力を使い彼女の頭の中に入るのだった。

メッセージ的な面では中々良いと思う

自分自身をどう定義づけるか?
ジョーカーのせいで今の自分があると思っていたけど、実際は自分の選択が招いたことだって気づけたからこそ、ジョーカーではなく自分自身が根っこなんだと理解したんだね。
まぁ生まれながらに歪んでたからジョーカーのせいとか関係ないね。

クレイフェイスにお尻あってかわいかった。体の割に小さなお尻。

あと他3人があきらめようとしてる中で、アイビーが「ハーレイだけが価値ある人間だった」って伝えてみんなを説得するのちっさな感動で良かった

子どもへの暴力に躊躇がない・・・
R指定のひとつの理由で、笑いどころで、ブラックな要素だね。

襲い掛かる幼少期のハーレイ軍団をボッコボコにするの画面的に問題しかない。(笑)

第6話 敏腕刑事ゴードン

★★★:殿堂入り!

あらすじ

強力な仲間もモールというアジトもあるのに中々LODへの加入が認められないハーレイは実績作りのためにウェイン・テックを狙う。

いや~~~この回凄いわめちゃくちゃ面白い

おふざけシリアス、ちょい感動、笑いのスピード感と笑いの量が揃った完璧な話!!!!

本人たちは至って真面目なんだろうけど、
クレイフェイスの息子(右腕)とゴードンの友情モンタージュと腕を撃てないゴードンとかめちゃくちゃ笑った。

© 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
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サイコと息子の会話も本人たちにとっては大事なのかもしれにけどかなり意味の分かんないこと言ってて面白い。息子父親に言いくるめられてないか???(笑)
これ見て泣くアイビー純粋やな。

ブルースとゴードンのしょうもない喧嘩の「めちゃくちゃどうでも良いわ!!!」感も最高よ。

KUMA
KUMA

こんなゴードン見たくない。(いいぞもっとやれ)

重要なメッセージを行動で示してるところも素晴らしい

ハーレイが気づいた仲間を大切にすることだったり、サイコとハーマンが腹を割って話すところだったり、それこそブルースとゴードンの仲直りだったり、行動までセットでメッセージを伝えるから僕のストライクゾーンに入った

この6話はギャグも多く、フリ落ちまでのスピード感が気持ちいい
勢いも笑いには大事だと再認識したよ。下に笑ったとこ挙げとく。
・キングシャークの”頭を使う”仕事
・ボコボコにされるキングシャーク
・刑務所で帝国を築くキングシャーク
・アイビーから雑に扱われるサイコ
・ビルの間を飛ぶサイコ
・シェフのキス×2

第7話 越えない一線

★:面白い。

あらすじ

ハーレイたちはLODに入るためジョーカーたち名だたるヴィランが盗めなかった天候操作装置を盗む作戦を計画する。

寓話の女王が本当の本当に激ヤバすぎる・・・これは封印必須案件ですわ

ハンプティダンプティで卵料理つくるのえぐ過ぎる血も涙もない。
パーティー中の一族を惨殺するのえぐ過ぎる血も涙もない。
死体をブタに処理させるのえぐ過ぎる血も涙もない。
無駄な殺生(本人的には必要)を厭わないのえぐ過ぎる血も涙もない。

KUMA
KUMA

えぐ過ぎる血も涙もない。構文ができるぐらい激ヤバなキャラです。

アイビーのこの表現的確過ぎて叫んだ。
ハーレイ→地上波のヴィラン
寓話の女王→ケーブルテレビのヴィラン

カイトマンとアイビーのイチャコラは正直どうでもよかった。

第8話 LODからの招待状

★★:神回!

あらすじ

念願だったLODからハーレイのもとに招待状が届いた。
ハーレイに加えて仲間のクレイフェイスたち、さらには親友のアイビーも招待されていた。

アクアマンならきっと戯曲っぽいセリフの数々と伸びやかなセリフ回しで喋るだろうっていクレイフェイスの偏見がドンピシャで当たってて笑ったわ。

海中から現れるアイビーがしっかり決めポーズでカワイイ。

LODっていうヴィランの連合組織がお金持ちでとんでもなくデカくてきれいな本部とハイテク設備持ってるのおかしな話だよなほんと。

今回はテンションが爆上がりのハーレイがとにかく可愛かった!!!!
それが真実を知るアイビーの辛さと優しさと抜群の相性の良さをみせる要素なんだけどね

KUMA
KUMA

自分のプレート探しに行って、ハービーのやつ持って喜んでるの特にカワイイ。

大切な人を守ろうとして掛けた言葉が予期せぬ意味として伝わり喧嘩に繋がる。喧嘩してもひと段落しても良いからごめんと素直に謝れたらどんなに良かったか・・・。
そんな人生に何度か訪れてしまうであろう普遍的な課題にフォーカスした秀逸な回

KUMA
KUMA

このアニメで神妙な気持ちになるなよな~。(笑)

サイ・ボーグマンで笑った。アメリカにも奇面組みたいな名前あるんだ。

ミリエルに必要以上にボコられるサイコ・・・もうこいつとキングシャークはボコられ要員じゃんか。(笑)
柄にもなくミリエルとサイの話に感動してるサイコ良いんだよな~。

あとベインがアホキャラ似合い過ぎだわ

第9話 それぞれのオフィス

★★★:殿堂入り!

あらすじ

LODへの所属が決まったハーレイ一行だったが、ハーレイは綺麗なオフィスを貰い、クレイフェイスたちは地下にある古びたオフィスに・・・。
さらにクレイフェイスたちはハーレイ以外のヴィランのサポートをする”雑用”係を務めることに・・・。

スゴイな~~~~圧巻!!!
ハーレイのちょろさ、愚かさ、ジョーカーと変わらぬ利己的な側面をしっかりと伝え、おまけにジョーカーのサディズムを半端なく説得力ある形で描いて凄いな。

懲りずにジョーカーに惹かれるハーレイ、なんてちょろいんだ・・・恋は盲目とはよく言ったものだなぁ。
ジョーカーに夢中になったことで仲間はおろか親友のことを蔑ろにするハーレイはジョーカーと変わらないクズじゃないでしょうか。

そして最高のタイミングでハーレイに現実を突きつける描き方はジョーカーが持つサディズムを的確に表現していますね。ここが特に痺れた!
絶望には十分な希望が必要で、ハーレイの走馬灯もサディズムを増幅させて伝えるための素晴らしい描写。

ジェニファー・アニストンとブラピ、アンジーの関係イジるのやめて!(笑)

観葉植物のフランク久しぶりに出てきて嬉しい。
プリっとしたお尻がカワイイ。。。。

本当にこのアニメ出演尺の割にベインが魅力的で、手品したいのとかめっちゃ可愛くない????

KUMA
KUMA

カールじいさん2は多分蛇足。

第10話 ベンソンハーストでの出来事

☆:普通、可もなく不可もなく。

あらすじ

仲間はハーレイの元を去り、喧嘩別れしたアイビーとは連絡がつかなくなった。
ハーレイは心の声に従い実家へと帰ることに。

クインゼル家ver.のフルハウス!!!!(笑)
激やせしたママと10代で他界した弟、距離の広がる祖父母がオリジナルフルハウスのオープニングには考えられないな~~~。

おばあちゃん死ぬ必要なかったで・・・ってモヤモヤしてたらウッキウキで登場するおじいちゃん観れたから良いか・・・。

フランクに気の合う友達出来たようでよかったや。

カエルの子はカエル。
ハーレイも両親と同じで自分の物差しで他者を測り、自分のことは棚に上げて己を甘やかす。

黒髪ショートの暗殺者がモブにするには惜しいキャラデザ・・・

ベインが持ってたマグカップ売ってた・・・欲しい・・・。

Harley Quinn Caffeine Is My Reckoning White Mug

第11話 心の中の恐怖

★★★:殿堂入り!

あらすじ

捕らわれたアイビーを助けるためハーレイはかつての仲間に助けを求めなければならなかった。

いやもう最初から最後までずぅぅぅぅっっっっっと良かった!!!

アイビーが研究所から脱出しようとする冒頭のシーンは1人称視点使って本当に映画みたいだった。

テンポよくキングシャーク、サイコ、クレイフェイスに事情を説明し、そっからアイビーを見つけるまでのスピード感と笑いのポイントの多さが最高!!!
・高齢ドライバーサイ
・ゲボの再利用
・駐車はちゃっかり障がい者スペース
・情けないアルマゲドン横並び歩き←これめっちゃ好き

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アイビーの頭の中もしっかりとホラーでファンキーで狂ってる
アニメでも暗くしてスモーク入れるだけでだいぶ雰囲気が出るんだね。

終盤にきてサイってとんでもない野郎だったのを思い出させる虐殺・・・加えてトランスフォームが今作屈指のグロ描写・・・

なぜかレースゲームが開催されるのも最高に意味分かんない。
とにかく変形したサイの乗るシーンをつくりたかったそんな”脚本の都合”をダシにするのが上手いですね。

間違えたとしても変わるチャンスは存在することを証明した点でも最高の回。

第12話 悪魔の策略

★:面白い。

あらすじ

スケアクロウの計画をあと一歩のところで止めそこなったために木の怪物がゴッサムに放たれてしまう。

戦車出動激推しのジム最高だわ!本当にこのアニメ神!
ヘルメット被っただけで一気に目のガンギマリ度が増す。

ジムよりヘルメットが似合うハーレイ。言うだけある。

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クレイフェイスのやられた演技しつこい!(笑)

ジャスティスリーグめちゃくちゃ使えんな・・・。
まぁワンダーウーマンにジェラシー燃やしてるハーレイとアイビー観れたんで良しとしますか。

寓話の女王嫌いだったから退場してくれてありがたい。

カイトマンも初登場時のモブキャラとは思えんくらい大きい存在になってきたな。(しみじみ)
ただプロポーズは絶対今じゃない。

大きい女性がタイプのサイコ。なるほどね。

HGみたいな格好のジョーカーキモすぎ。

第13話 ファイナルジョーク

★★:神回!

あらすじ

みんなに愛されたアイビーが死んだ。ジョーカーの刃によって。
ハーレイは復讐を誓う・・・そしてバットマンに協力を持ちかける。

ええええええええええええ負けるんかい!!!(とりあえず1回は)

クレイフェイスが戦犯過ぎる。歌うの我慢せんかい!!!

ジョーカーの拷問がきつすぎる
歯を抜かれるキングシャーク、階段を転げ落ちさせられるサイ、陶芸作品にさせられるクレイフェイス、フェミニズム運動を見せられるサイコ。(笑)

ジョーカーが支配するゴッサムちょっと面白い。

1人だけわが身可愛さに「着ろ!」っていうサイコ流石。あんたはそういうやつだよな!

仲間を守るために自分を犠牲にし、ジョーカーとも決別し、ピュアな涙を流したハーレイ、本当に変わったね。
涙のおかげで復活したアイビー。🙄

クライマックスのロック音楽と盛り上がり、ハーレイの成長はかなり見応えあった

あと復活したアイビーがセクシーでめちゃくちゃよかっぱ。

新たなゴッサムシティ。これからどうなるのか。

総評

噂にたがわぬ面白さでした

とにかくキャラづくりが上手くて
ギークっぽいキングシャーク、俳優志望のクレイフェイス、反フェミニズムのDr.サイコ、ノイローゼのジム・ゴードン本部長、めちゃくちゃアホなベインとキャラづくりの時点でもう面白い。

アメコミのキャラが現実にいたら?悪いことしてないとき何してる?をコミカルに描いてると思います
LODって言う組織とそこでの活動、部下仲介業者、宿敵募集掲示板、アジト紹介不動産業などなどこのリアリズムにはクリストファー・ノーランもびっくりかな?

シーズン1を観て思ったのはヴィランのハウツー的なアニメーションだったなってことです。
仲間が必要、宿敵が必要、アジトが必要、LODって言う組織への入会が目標などひとつひとつ目的を達成していくのが面白かった要素のひとつかなと思います。

ハーレイがジョーカーと決別するという主軸、その脇でハーレイがアイビーやクレイフェイスといったキャラクターたちと友情を深めていく。
そんなハーレイの成長過程もしっかりと描けていたと思います。
ただそこは1番の魅力ではないので若干弱いような気もしました。

KUMA
KUMA

ハーレイ一行のB級感も最高だったね。

とにかく笑える!キャラも魅力的!音楽とアニメーションはところどころ良い!って感じです

決してブラックジョークが中心にあるというわけではなく、映画やドラマなどのエンタメネタが多く、そして既に述べたようにキャラ作りの巧さと世界観の巧さが光る、アメコミの活用が最高級に素晴らしいコメディ作品です。

好きな回TOP3

第3位 第13話

シーズン最終話です。

ハーレイが本当の意味で過去の12話とは違うことを示してくれました。
悔しいですけどハーレイの涙やジョーカーと決別したこと、アイビーとの再会には感動してしまいました。悔しいですが

感想では省きましたが、
あくまで楽しみたいだけで本気にはならないというジョーカーのバットマンとの関係性が垣間見えたり、ジョーカーがハーレイをどのように思っているのか改めて描いてるところも面白かったポイントです。

第2位 第6話

『ハーレイ・クイン』がなぜ人気になったのかこのアニメを観て納得しました。

終始キャラたちは真剣に行動しているのですが、ふと冷静になって考えると「こいつら何してんだよ!めちゃくちゃふざけてるじゃん!」となる素晴らしいコメディ・カートゥーンを観ていると必ず抱く感想を感じました。

とにかく笑いの手数が作中最も多く、はじめから終わりまで笑いっぱなしでした!個人的には高速でボコボコにされてから刑務所にぶち込まれるキングシャークのシーンが大好きです。

そしてたっぷりの笑いに加えて友情というメッセージを描いていたのも特筆すべき点かなと思います。

第1位 第11話

笑いに始まり、ホラーで繋ぎ、アクションで終える。
とにかくきれいにまとまった回。

一度はバラバラになったダメダメ軍団がまたひとつになる、そこからのテンポ感は想像以上!とにかく展開していくのに薄さは全く感じさせない濃厚さ。

アイビーの頭の中とサイの笑えない血と暴力が織りなす中盤のホラーは刺激的なうえに笑える。

終盤のカーアクションシーンは他のアニメじゃ観ることはできない。
ボーボボぐらい無理やりな展開が繰り広げられ確かな笑いと興奮、感動が待っている。

笑いとハーレイの成長の両方がある回は問答無用で神回だわ。

おわりに

いや本当に面白かったですね。

シーズン2~4の配信も既に決まっている(時期によっては既に始まってる)のでボチボチ感想をお挙げていきたいと思います。

「この回好きだったな」とか「ここ笑った」とかありましたら是非コメントで教えてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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